国においては、医療分野の情報セキュリティ対策が国家的課題として位置付けられ、官民一体となった取り組みが加速しています。
その一環として、「健康医療が拓く未来会議」が創設され、共同代表理事には臨床工学技士の活動に深い理解をお持ちの横倉義武先生が就任されました。
(参考: https://medical-mirai.com/ )
また、先日行われた高市総理の所信表明演説でも、「8.健康医療安全保障」の推進が掲げられ、サイバー攻撃を含む医療情報の保全強化が明確に打ち出されました。
(参考: https://www.kantei.go.jp/jp/104/statement/2025/1024shoshinhyomei.html)
さらに、令和7年度厚生労働科学研究費において、
「地域における共通基盤・集中管理体制によるサイバーセキュリティの実証のための研究(AC-2)」が採択されるなど、医療情報セキュリティ強化に向けた国の取組が一層加速しております。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001518117.pdf)
当会が奨める4つの資格は、いずれもICTおよび情報セキュリティに関する基礎知識を体系的に習得するための資格ですが、
医療分野のDXおよびサイバーセキュリティ対応を実際に担う人材として活躍するためには、少なくとも「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」の合格、
可能であれば、より高度な「情報処理安全確保支援士試験」(登録セキスペ)の取得が求められているところです。
(臨床工学技士として取得された会員もいらっしゃいます!)
特に、情報処理安全確保支援士試験は、情報システムの安全設計・運用・監査に関わる実務能力を評価する国家資格であり、
単なる情報技術の知識にとどまらず、医療機関単位を超えて地域全体の情報セキュリティマネジメントを統括できる人材として、大きな期待が寄せられています。
今後は、医療・行政・福祉を横断的に支えるサイバーセキュリティ体制の構築が求められており、
このような高度な資格を有する人材が、全国の自治体単位での配置や連携の中核を担うことが予想されます。
今求められているのは、末端の医療現場においてもサイバー対策に対応できる基礎知識を持った実践人材です。
臨床工学技士が、この分野において主導的な立場を確立できる大きなチャンスであり、まさに今こそ、全国の総意を結集してこの課題に取り組むべきときです。
つきましては、会員の皆さまにおかれましても、本制度の趣旨をご理解のうえ、積極的な受験をよろしくお願いいたします。



